2025年02月04日
声が力に!
深海の高級魚アカマツ(ハマダイ)
「たまには食べてみよう!」とシャブシャブ

https://youtu.be/WF7qB6CPTis
とても美味!
議会報告
先週の鹿児島市での町村議会議員研修会
出張復命書をまとめたので報告
1.演題「役所を動かす質問の仕方」
講師:地方議員研究会 統括コンサルタント 川本 達志 氏
【要旨】
自治体の意思決定を行うのは議会
意思決定するのは議会なので、同僚議員に訴えることも大事
一般質問は、議員からの政策提案であり、執行部との政策競争の機会
制度を精査し、現場を調べ、政策(制度改善等)の提案をすること。
取り組みたいと思っているテーマは、質問1回で終わることなく一貫して追求すること。
問題は現場にあるので、常に現場に戻り再考すること。
既存の制度を学習し、何を改善したらいいかを明確にする質問をする。
執行部が「検討する」と答弁した場合、時期をみて検討状況を確認するために再度質問すること。検討がなされていない場合は議会軽視として追及できる。
執行部と共有することが大事、数字は一番共有できやすい。
情報収集にネットを有効に使うこと。
RESAS(地域経済分析システム)やe-stat(政府の統計窓口)など資料を調査すること。
客観的事実が提示できない場合、執行部に調査をさせる質問をすることも有効。それでも執行部が調査を拒否する場合には、その理由を説明させること。
なぜそのような答弁になったのかを質問すること。
【所感】
住民の意見の裏付けがあることで議員ひとりとしても力をもつことになる。質問で提案するにあたり、今後は現場調査を充実させたい。
質問づくりの順番として、①現状確認 ②課題認識 ③仮説 ④検証 ⑤提案 ⑥期待される成果 を意識し、再質問のシミュレーションを繰り返しながら質問を組み立てていきたい。
「検討する」との答弁に対しては、あるべき姿に対して、執行部が肯定するのか否定するのかの確認を質問で行っていきたい。否定であった場合は、その理由を質問で確認していきたい。
なかなか前向きな答弁を得ることは難しいことが多いが、せめて執行部に気づきを与えるような質問をしていきたい。
質問テーマについて、あきらめずに内容を掘り下げていき、実現するまで続けていきたい。
2.演題「緊迫する国際情勢と日本の指針」
講師:大阪大学 特任教授 藪中 三十二 氏
【要旨】
今はリーダー無き分断された世界となっている。
第2次大戦後、アメリカが世界のリーダー役を担ってきたアメリカに対する期待(思い)を世界は疑問視している、期待しているのは日本だけ。オバマ大統領が、「アメリカは、もはや世界の警察官ではない」と発言したことに象徴される。
米国民の6割は、日本の尖閣有事、台湾有事の際に米軍を出動させる必要はないと考えている。
国際連合があるが、ロシアのウクライナ侵攻をみてもわかるように、機能していない。
トランプ大統領は、中国に対して厳しいわけではない。
一番の心配事は台湾有事、中国経済は悪化しており、どうしようもなくなった場合、習近平体制への批判をかわすために侵攻してくるおそれがある。
日本が目指す進路は、①日米同盟を確固にすること ②防衛力の強化 ③東アジアの平和を維持する外交努力
核廃絶と核保有は相両立するものと考えるべき。
【所感】
アメリカ世論は、日本の有事に対し、米軍を派遣する必要はないとの意見が6割であり、米軍の支援を当てにすることはできないと考えるべき。その上でどうするかを考えていかなければならない。
そのため、国防のために防衛力の一定の強化は必要であり、東アジア諸国やアメリカとのさらなる連携強化を図らなければならない。
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